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平屋建ての軒の深い住まい


設計の御依頼をいただきまして 大変感謝をしながら、思うことがあります。

新たな住まいを検討し、これからの人生を 歩もうと考えた時に

ご縁をいただき私たちと一緒に住まいをつくろうと決めてくださったことに 奇跡を感じます。


設計するということは

現在から未来を創り上げる行為です。

古臭いと言われるかもしれませんが

お施主様の過去の人生から どれくらい継承できるかが設計者の役割だと考えています。

私たちに依頼してくださる方々は住宅でも店舗でも

なぜか古いものを活かしながら 新しい生活と融合させたいという方が多いです

(勿論すべて新しく一新したいという方もいらっしゃいます)

『新しい住まいに 古い家具を 持っていきたいので馴染むようにしてほしい』

『心の風景を 思い出せるような住まいにしたい』

などいろんなご要望をいただきます。

住まいというのは

その場所やお施主様によって全く変わってくるものですが

設計者がどれくらい住まい手の心を掘り下げることができるか

そこが大切だと思いながら設計をしています。

先日 進行中の平屋建ての軒の深い住まいの打合せで 

春夏秋冬 時間別によっての光の変化のシュミレーションを見ていただきながら

夕暮れ時の イメージを お施主様に確認していただくと

なんだか穏やかな空気になり

心の共有ができたように思います。

微力ではありますが 一つ一つ丁寧に考えることで 理想に近い住まいができるのではないかと

考えています。

御期待に応えれるよう頑張ります。


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